アトリエハコブログ

CALENDAR  RECOMMEND   ENTRY   CATEGORY   ARCHIVE   LINK  PROFILE 
門前仲町ビルリノベーション − near the sky, before & after

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

門前仲町の飲屋街の片隅に建つ、5階建てのペンシルビル。

4階は、もともとこんな感じでした。

畳の部屋、その一角にミニキッチン。そして5階へあがる階段。。。

 

 

 

限られたこの空間に

寝床スペース、シャワー・洗面など水廻り、それから収納スペースを計画。

 

 

 

まずは解体して給排水の設置。

建物は鉄骨造ですが階段まわりが木造だったので助かりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

スペースが限られているのでベッドは置かず

床より40cm位高い位置に「2M×2Mの寝床スペース」を確保しました。

高くした下部は収納スペースに。

手前には普段使い用の引出し収納ケースを、

奥は寝床スペースが蓋になっていて日頃使わないものをしまうスペース。

 

 

 

古い民宿の共同洗面所のような、天板もシンクもタイル貼の洗面のイメージ。

大工さんに合板で大枠をつくってもらい(タイル割を想定して寸法を指示)

FRP防水を施してもらいました。タイル貼は自主施工です。

 

 

 

衣類収納スペース。

いろんな素材を試したかったのと、ざっくりした質感が気に入ってOSB合板を採用。

トゲが刺さるのでは・・・と懸念されるOSBですが圧縮プレスされているので、

そのようなことはほぼありません。

 

 

 

 

 

 

 

ということで、今はこんな感じに。

 

 

 

天井まで収納にしてしまうと圧迫感が出てしまうので

収納量は多少減っても上部はオープンに。

かえって抜けができ空間が広がり、また風通しがよいスペースになりました。

収納はそれなりにおさまるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

寝床スペース。

仕上という仕上がない空間なので

ベッドカバーは、ウズベキスタンで一目惚れしたスザニ(織物刺繍)を。

アクセントになってよい感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寝床スペースのすぐ横には

狭いスペースを有効活用するべくビルトイン洗濯機を設置した洗面スペース。

仕上げは、前述したとおり民宿の共同洗面所をイメージしたタイル貼。

見た目も使い勝手(汚れも濡れもOK)もよい、ある意味作業スペース。

 

目の前の借景を優先して、鏡付のメディシンボックスは設けていませんが、

現在、立て掛けられる鏡を探しているところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

洗面の隣にはシャワールーム。

こちらの扉は、もともとあったルーバー付扉を転用。

 

 

 

床・壁・天井ともFRP防水の在来工法のシャワールーム。

掃除がしやすくて、とっても助かっています。

 

浴槽のサイズで幅が決まっているとても小さなスペースなのですが、

床・壁・天井と連続した真っ白のFRP防水面が反射する光のおかげか、

全く圧迫感の無い、明るく気持ちよいスペースです。

 

シャンプーなどのボトルが置ける棚、ボディタオルが掛けられるフックといった、

最小限の設えがあれば事足りることを実感。。。

当初からあった窓と、追加して設けた窓。

覗かれる心配のない、風通しのよい開放感あるシャワールームとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幅・奥行きとも、約4.3M程の極小平面。

特にこの階は、日常生活を担保する各機能をどう配置すれば上手く行くものか、

かなり頭を悩ませたのを憶えています。

 

リノベーション後に住み始めて早3年、

顔を洗い、歯を磨き、洗濯し、服を着替え、夜更かししたり寝坊したり、

毎日ここで当たり前の生活を繰り返していますが、

そういった日常的な行為をとても楽しく感じられることが

とてもハッピーだと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リノベーション ・ ビル ・ 門前仲町 | text by サノトモミ
| 1/506 | >>

 アトリエハコ建築設計事務所 
〒135-0047 東京都 江東区 富岡 1-1-18 富岡ビル
TEL:03-5942-6037 FAX:03-5942-6038
info@hako-arch.com www.hako-arch.com